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2019/12/21 00:03

 

こんにちは。

草木染レザーSou-no-Iroです。

 

新作のヌメ革の文庫本サイズのブックカバーを紹介します。

 

 

 

突然ですが、

読書においてブックカバーの役割とは何でしょうか。

 

僕はブックカバーの役割は

「より気分良く本を読むためのもの」

だと考えています。

 

では、

それはどんなブックカバーのことを言うのでしょうか。

 

 

 

 

 

今回、この作品を作るにあたってこだわった点は

 

・軽さ

・美しさ

・もち心地

 

です。

 

まずは、「軽さ」

革のブックカバーは紙や帆布とは違った質感、見た目の美しさがあり

とても良いものです。

 

 

ですが、他の素材と違い革のブックカバーは「重い」ものが多いです。

 

革なので重量が増すのは仕方ないことですが、その重みが読書のストレスになります。

読書の際、座って本を机に置いて読むという方にはいいかもしれませんが、

机が無い状況、例えば通勤時などに読むことも多いと思います。

 

そこでまず一番にこだわったのが「軽さ」。

 

 

 

革の質感が失われない程度に

厚みを加工した革を使い作っています。

 

重さは約30g。

 

この重さはカバーを本に着けてもほとんど気にならない重さです。

 

 

 

次に見た目の「美しさ」

一般的にはこれが最も重要視される点でしょう。

 

 

 

 

見た目は極力シンプルに。

様々な分野のストーリーや世界観を邪魔しない。

そんなデザインを目指しました。

 

染色をしていないヌメ革なので時間が経つと緩やかに優しい飴色に経年変化します。

その点もどんどん使いたくなる嬉しい要素です。

 

 

 

次に「もち心地」

 

 

 

 

 

ブックカバーを簡単に作るとしたら、

一枚の革の両端を追って、少し糸で縫ってしまえば完成するものです。

 

ですが、そのような作りだと

どうしても両端の部分(手で持つ部分)

に丸みができ(とても繊細な話です。持たないとわからないかも)

 

持ち続けると疲れやすい。

 

この

見た目ではわからないけど

 

使ってみたら疲れる

というのがとても大きい落とし穴です。

 

 

 

 

僕も本をよく読む方なので、

読書で疲れてしまうカバーは絶対に嫌です。

 

なのでSou-no-Iroのカバーは

3つのパーツに裁断し、

縫い合わせています。

 

縫い合わせの糸は枇杷の葉で

草木染という植物の色を使って染める技法で、

自然本来の優しい茶色で染めた麻糸を使って総手縫いしています。

 

 

 

 

 

最高のブックカバーとはどんなものでしょうか。...

 

 

それは、

「本を読みたくなる、本を読みたくさせる」

ブックカバー

です。

 

 

そのようなカバーには

・軽さ

・美しさ

・もち心地

 

この3つの点が必要不可欠です。

 

シンプルな見た目ですが非常に試行錯誤した作品で

数ミリ単位の試作を何回も作りなおしをして生まれました。

 

 

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草木染レザーSou-no-Iroのショップページはこちら

https://sounoiro.theshop.jp

 

今回ご紹介した

「読書がしたくなる」文庫本ブックカバーの作品ページはこちら

https://sounoiro.theshop.jp/items/25440450

 

こちらの作品はご注文を受けてからお作りする受注生産です。

その他の詳しい注意点は作品ページの説明欄をご覧ください。